2020.01.13
「移動する中心|GAYA」は、2015年から世田谷区内で収集し、デジタル化してきた16時間分のホームムービー(*)を生活文化資料として活用し、その時代を生きた人々のオーラル・ヒストリーをアーカイブするプロジェクトです。家の押入れに眠っていた8ミリフィルムには、昭和の世田谷の暮らしや街並みが、市井の人々の視点から記録されていました。映像の再生をきっかけに紡がれた個々の語りを拾い上げ、プロジェクトを共に動かす担い手づくりを目指します。
*『穴アーカイブ:an-archive』の一環として8ミリフィルムを収集し、デジタル化した映像はウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83」で公開しています(いずれも、主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房、企画制作:特定非営利活動法人記録とメディアと表現のための組織[remo])。
「移動する中心|GAYA」は、2019年度から、東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人せたがや文化財団 生活工房、特定非営利活動法人記録と表現とメディアのための組織[remo]の四者共催により「東京アートポイント計画」の一環として実施されています。
サンデー・インタビュアーズ
8ミリフィルムを手がかりに、ロスジェネのメンバーが「現在地」たずねるプログラム
サンデー・インタビュアーズをめぐるドキュメント(note)
7月から1月までの第4日曜日に集うワークショップの記録(文=橋本倫史)
SIは見た(note)
サンデー・インタビュアーズが交わした、それぞれの視点と発見
[東京アートポイント計画]
東京アートポイント計画は、地域・市民が参画するアートプロジェクトを通じて、東京の多様な魅力を創造・発信することを目指し、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が展開している事業です。まちなかにある様々な地域資源を結ぶアートプロジェクトを、アーティストと市民が協働して実施・展開することで、継続的な活動を可能にするプラットフォームを形成し、地域社会の担い手となるNPOを育成します。 https://www.artscouncil-tokyo.jp/