2020.04.05
「穴アーカイブ:an-archive」は、昭和の世田谷を映した8ミリフィルムをデジタルアーカイブする活動として、2015年に始動しました。
私たちは、デジタルビデオカメラやスマートフォンといった機具、インスタグラムなどのソーシャルネットワークサービスを使って、日々の自分の暮らしを記録に残しています。
そんなパーソナル・メディアの元祖とも言うべき存在が、昭和30-50年代に市販された8ミリフィルムです。穴アーカイブは、そんな市井の人々による記録に光をあて、想起すること、想像することの価値を再発見します。それはまた、記録を残すという営みを、記録の不在や欠失といった「穴」から見つめ直す試みでもあります。
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穴アーカイブによって収集された8ミリフィルムの映像は、ウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83」で公開しています。
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